http://www.ipsj.or.jp/12kyoiku/statement2006.html
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「情報システムは作った人と同程度にしか信用できない」


そう、情報システムやコンピュータはヒトの分身なんです、突然機嫌が悪くなったり、予想してないことを(ほんとはそう教えてるんだけど)しだしたりするんです。ここでいう、”情報システムを作った人”というのは、そのシステム構築に関わった人すべてをいってるのよ。発注者も含んでね!!!

”バグ”という言葉を楽しそうにニヤニヤしながら使うヒトがたまにいますが、”あなたもバグだらけですよ”と言ってやりたい気分です。バグがあるのが普通なんだから!!私は個人的に”バグ”って言う言葉は使わないようにしてる。”不具合”とかって言ってる。気分の問題だけど、”バグ”って言うとどうしても、システム側に非があるように聞こえてしまうから。原因が特定できないうちからシステムのせいにされるのもしゃくだから。”不具合”のほうがシステム設計・実装、仕様全部を包括してるように聞こえそうな気がするからってだけ。その後は”その動作は想定していなかった”とか”仕様の詰めがあまっかった”とか原因がある程度わかるようなものはそれを言うようにしてる。


一般に、多くのコメントは「システムを開発した企業が悪い」というものであるが、実際には原因はそこにはない場合も多い(上で挙げた事件の中でも、全日本スケート連盟は自らそのようなコメントを出しておいて後で撤回している)。これは、「情報システムの受注側は発注側の提示する仕様に従ったシステムを納入することが責務である」「事故があった場合、仕様通りに動かなかったことが原因なら受注側、仕様通りに動いたのに事故が起きたのなら発注側に責任がある」という、ごく基本的な事項が理解されていないことを意味する。


こういうことなのよ・・・その”バグ”はあなた方のミスによるものである場合もあるんですよ?と、ほんっと、世の中の企業の方にわかって欲しい。


その原因については、システム開発を受託する側の技術水準の低下という問題と、東証側が自らの業務の「心臓」である取引システムについて十分に関与して来なかったという問題とがある。

そう、お客様、もっと働いてください。本業で忙しいとは思うのですが・・・(これは私の関わるPRGだけかしら?)
お客様のシステムのだから!もっと、出来上がるシステムに愛情をもってほしいのです、


コンピュータは道具であり、人間が設計したことを、その能力の範囲内で、設計されたとおり正確に行うだけである。従って、設計した人間が間違えばコンピュータは正しくない答えを返すし、能力を超えたことをさせようとすれば動かなくなる。

コンピュータなんてただの道具なのです。

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